パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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沖縄県平和祈念資料館

8月2日 沖縄三日目
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朝焼けである。

朝、散歩するとハイビスカスがきれいだこと。
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カラー調整で赤が強すぎるむかしのテレビのようでしょう。携帯カメラだからまったくいじってないよ。

朝8時すぎから子どもたちと泳ぐ。水が冷たくて気持ちいい。夏の沖縄は朝泳ぐにかぎります。
日中はお湯になっていて、なんかねえ。
魚もけっこう見えて楽しい。
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万座ビーチホテルのプライベートビーチ。パラソルもボンボンベッドもタオルも宿泊料金に込み込み。
高いだけのことはある。

9時40分には泳ぎ終えて出発の用意。子どもたちは名残惜しそうだったが、やむを得ません。

姉貴の一家と母は、早い便で帰るので一足先にホテルをでました。ボクたちも11時にホテルを出て、平和祈念資料館に。もちろん、ボクのリクエスト。ちょうど1時間で資料館に着きました。
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駐車場から見た青い空、白い雲。

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資料館の入口

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シーサーがお出迎え

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皇民化政策(皇国の臣民(けらい)にさせられる)の一環で、朝鮮での創氏改名と同じことが沖縄でやられていたのだ。知らなかった。恥ずかしい。

島袋(しまぶく)は島、島田、島副
仲村渠(なかんだかり)は、仲村、中村に
小橋川(こばしがわ)は、小川に

名前を変えさせるということは人間の尊厳を奪うこと。まったく許せない。

皇民化政策によって、鳥居や神社の設置、方言の殲滅(せんめつ)などが行われました。
「民芸」の柳宗悦が方言の禁止に対して批判したことがせめてもの救いです。

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「アジア太平洋戦争において沖縄県は、未曾有(みぞう)の地上戦にまきこまれた」とあります。
麻生与太郎総理大臣も、ここへきてちゃんと勉強していれば読み間違えなかったのねえ。

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戦争で犠牲になるのは子どもたち。そして、女性とお年寄り。
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 手記にはすさまじい状況がつづられています。

そして展示は第二次世界大戦後へ。
 平和に暮らしていた沖縄に大和んちゅうが戦争を持ち込みました。そして、「戦後」はアメリカの占領下に置かれ、米軍基地を押しつけられています。

「沖縄のなかに基地があるのではない。基地のなかに沖縄がある」といわれるほど、沖縄は米軍基地過密地帯になっています。この表現がけっして誇張でないことは、沖縄に足をふみいれれば納得できます。沖縄県の面積の一一%は米軍基地によって占められています。沖縄本島だけをみれば二〇%にも達します。人口百三十万人の島に、二万七千人の米兵が駐留しています。ヨーロッパのどの国をみても、こんな県・州など一つもありません。

 しかも沖縄の米軍基地は、人口密集地のど真ん中にあります。たとえば嘉手納空軍基地は、嘉手納町の面積の八三%を占有し、一万数千人の町民は残る一七%の土地に押し込められています。住居も学校も病院も、滑走路から何百メートルも離れていない場所に、ひしめきあって存在しているのです。嘉手納だけではありません。面積の五〇%以上が米軍基地だという町村が四つ(嘉手納町以外に金武町、北谷町、宜野座村)、三〇%以上というのが九つ(前出の四つ以外に読谷村、東村、沖縄市、伊江村、宜野湾市)もあります。

(「沖縄の米軍基地問題を世界に訴えます」2000年2月16日 日本共産党)
沖縄の米軍基地問題

憲法を押しつけられたという人々は基地が押しつけられたとは絶対に言わない。これはとてもおかしなことです。
 ベアテさん流に言えば「いいものは押しつけたと言わないでしょう」。基地はいいもので、憲法は悪いものだという価値判断が「押しつけ」ということばから分かります。

 ボクは「基地は押しつけられ、憲法は世界の平和を愛する人々からいただいたもの」といいたいね。

 沖縄の人たちは基地被害を受けながら、果敢にそれとたたかい続けてきました。
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「生命(いのち)を守る県民共闘」 いい名前だ。

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うたごえはたたかいとともに

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この看板は本物のように見えるけど、館内展示。

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展示の外にあったんだけど、沖縄を中心にした地図。富山県がつくった南北逆さまの地図も頭を柔らかくするうえでいいけれど、この地図も欲しいなあ。ちょっと違って見えてくるよね。

 ボクたちは東京が中心のメルカトル図にアタマを侵されているからね。地球が丸いってことをわすれがち。

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どどーんと海がみえる。世界は広いのだ。

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沖縄県平和祈念資料館設立理念を載せます。

1945年3月末、史上まれにみる激烈な戦火がこの島々に襲ってきました。90日におよぶ鉄の暴風は、島々の山容を変え、文化遺産のほとんどを破壊し、20数万の尊い人命を奪い去りました。沖縄戦は日本に於ける唯一の県民を総動員した地上戦であり、アジア・太平洋戦争で最大規模の戦闘でありました。

 沖縄戦の何よりの特徴は、軍人よりも一般住民の戦死者がはるかに上まわっていることにあり、その数は10数万におよびました。ある者は砲弾で吹き飛ばされ、ある者は追い詰められて自ら命を絶たされ、ある者は飢えとマラリアで倒れ、また、敗走する自国軍隊の犠牲にされる者もありました。私たち沖縄県民は、想像を絶する極限状態の中で戦争の不条理と残酷さを身をもって体験しました。

 この戦争の体験こそ、とりもなおさず戦後沖縄の人々が、米国の軍事支配の重圧に抗しつつ、つちかってきた沖縄のこころの原点であります。

 ”沖縄のこころ”とは、人間の尊厳を何よりも重く見て、戦争につながる一切の行為を否定し、平和を求め、人間性の発露である文化をこよなく愛する心であります。

 私たちは、戦争の犠牲になった多くの霊を弔い、沖縄戦の歴史的教訓を正しく次代に伝え、全世界の人びとに私たちのこころを訴え、もって恒久平和の樹立に寄与するため、ここに県民個々の戦争体験を結集して、沖縄県平和祈念資料館を設立いたします。


「”沖縄のこころ”とは、人間の尊厳を何よりも重く見て、戦争につながる一切の行為を否定し、平和を求め、人間性の発露である文化をこよなく愛する心であります。」というところがとてもいい。

沖縄のこころは、ヒロシマ、そしてナガサキのこころでもある。そう思います。



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プロフィール

ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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