パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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資本主義は格差を広げる  ピケティ『21世紀の資本』を読む(1)


150115_2004~01 (1)


●ピケティ・ブーム
 
トマ・ピケティの『21世紀の資本』が話題です。700ページ近い大著ですが10数カ国で100万部を突破。昨年末に発売された日本語版も13万部売れています。ピケティの他の本も含め、書店で平積み。解説本も出版され、「東洋経済」「ダイヤモンド」などの経済誌が特集を組んでいます。

『21世紀の資本』には何が書かれているのでしょうか。ピケティは17世紀以降の各国の統計をたんねんに調べました。そこから導き出した彼の結論は、r>gです。rは資本収益率でgが経済成長率。ざっくりといえば株式や不動産による儲けが資本収益で、経済成長は労働によってつくり出されます。r>gとは、国民の所得の伸びよりも、資本の収益の伸び方が高いということを意味しています。富める者はますます富み、貧しい者はさらに貧しくなっていくのが資本主義なのです。
 
●経済成長しても豊かにならない

長期的なデータによると、ヨーロッパとアメリカは20世紀のほんの一時期(1910~50年)格差が縮小しましたが、再び格差が拡大しました。日本は1950~60年代にもっとも格差が縮小し1990年代以降、格差が拡大しています。欧米でも日本でも歴史的な傾向は格差拡大なのです。

経済学の主流派(近代経済学)は、資本主義が発展すると、格差は縮まり、みんなが豊かになると主張してきました。経済成長こそが大切だということです。ピケティは近代経済学の立場に立っていますが、この通説をデータに基づき批判。資本主義は格差を広げることを裏づけたのです。


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次回以降の予定
(2)格差の拡大は運命ではない
(3)格差を縮めるための処方箋
(4)ピケティとアベノミクス

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プロフィール

ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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