パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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フォイエルバッハ論(3) 体験的・古典の修行

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●ヘーゲル哲学の本質は「革命の哲学」

「反対に、次々と継起するあらゆる歴史的状態は、人間社会の無限の発展行程における、低次から高次に至る経過的初段階にほかならない。どの段階も必然的であり、したがって各段階は、各々の時代とそれの起源になった諸条件のゆえに正当化される。だが、それは次第にそれ自身の胎内において発展してくる高次の新しい諸条件に対しては、無効になり、正当性を失う」(54-55ページ)



輝かしい未来社会は、この腐りきった資本主義社会に根拠をもっているのです。いまは「産みの苦しみ」の時期だといえるでしょう。誤解のないように付けくわえれば「輝かしい未来社会」もまた、発展段階をもち、「完全な社会」に「到達」するわけではありません。たえず、よりよい社会をめざして発展していくのです。

「究極的なもの、絶対的なもの、聖なるものは何ひとつ存在しない。それが指摘するのは一切のものの一過性であり、それにとって存続するものは、生成と消滅との、低次から高次に至る終わりなき上昇の、不断の過程以外にない」


あらゆることがらを固定的にみず「過程」として変わりゆくものとしてとらえること、これが弁証法的なとらえ方の大切な点です。私たちはつい物事を固定的にとらえがちです。そのキーワードは「しょせん」「やっぱり」「だめ」。こういうことばがぐるぐるし始めたらそうとう頭が「固くなっている」証拠です。

エンゲルスは結論を次のように述べます。
 

「(ヘーゲル哲学)の見方の保守性は相対的であり、その革命的性格は絶対的である」(55ページ)



保守的な哲学のようにみえるのはみかけだけで、その本質は革命的なのだとエンゲルスは言っているのです。エンゲルスは付けくわえます。ヘーゲル自身は今まで説明してきたようなことを明快には述べていないと。

ヘーゲル哲学にはさまざまな弱点もあり、そのこともエンゲルスは述べていますが、しかし、「それでも…」とヘーゲルを評価します。

 「ヘーゲル体系がそれ以前のいかなる体系とも比較にならないほどの大領域を包括し、この領域において、今日なお驚きをよぶほどの豊かな思想を展開することの妨げには一切ならなかった」(59ページ)




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プロフィール

ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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