パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

Category: 豪雨土砂災害   Tags: ---

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土砂災害の向こうに政治の貧困がみえる(2)

●自然破壊が背景に

第三に、人工林の荒れです。日本の国土の7割近くが森林で、世界有数の森林国です。人工林が4割を占めています。木材消費量の8割弱が輸入材。日本は林業を保護・育成してきませんでしたので、人工林は荒れ放題。

 「人工林は、放置され間伐が遅れると、木が込み合い、日光が林内に入らず、下草が育たなくなります。落ち葉や下草から作られる土壌が貧弱になると、林地に表面侵食が起き、土砂崩れが起きやすくなります。森林の洪水緩和機能も、土壌が「落ち葉や下草つき」で豊かでなければ発揮されません」(「水害の多発からニッポンの森林を考える」WEDGE2011年07月31日)

人の手が入っていない人工林はもろく、国土保全機能は著しく低下しています。

第四に、今回のようなゲリラ豪雨が頻発する背景に地球温暖化がある、ということです。温暖化を引き起こしているのは温室効果ガス。日本は世界第5位の排出国です。

2009年に「2020年までに温室効果ガスの排出量を1990年比で25%削減する」と国際公約したものの、福島原発の事故を口実にこの目標を撤回してしまいました。火力発電が温室効果ガスのほとんどを占めているからです。バイオマスや地熱、小水力など再生可能エネルギーへの転換を図ってこなかったことに問題があります。

もちろん、日本だけの問題ではありませんが、「先進国」として再生可能エネルギーへの転換を推進し、途上国にその技術を普及し、資金を援助することによって地球的規模で温暖化にブレーキをかけることができたはずです。
 

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ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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