パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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空想から科学へ(2) 体験的・古典の修行

●「トピア」は理想の場所

スーパー銭湯「お湯とぴあ」、広島市中央勤労青少年ホームは「ユーストピア」、広島ガスのショールームは「ガストピア」、もみじ作業所の身障ホーム・グループホーム・地域交流スペースは「夢トピア」…。

もみじ作業所のホームページを見ると「ふれあって、助け合って、暮らしたい。人としての生活をめざして」とありました。「トピア」はギリシャ語の「トポス」であり、「場所」を意味しています。単なる場所ではなく、そこに「理想的な」というニュアンスが込められているのです。

ちょっと、脇道に入りますが、アリストテレスに『トピカ』という著作があります。

トピカは、トポスに関するさまざまなこと、という意味で、論議の場、論理的な場を扱っています。この著作において、アリストテレスは、論議はいかにすべきか、いかに問い、いかに答えるかについて検討しています。

たとえば次のようにアリストテレスは言うのです。

 一つの論議を長い時間かけてたずねるひとはみな、きき方の悪いひとである。なぜなら、問われたひとは、問われたことに答えているのに、長い時間かけるならば、明らかに、問い手は、多くの問いを問うているか、あるいは、同じ問いを繰り返し行っているか、であるから(『アリストテレス全集』②、240ページ)。


す、鋭いですね、アリストテレスは…。これは「逆も真なり」です。

 問いに対して長い時間をかけて答えるのは、まずい答え方(笑)。長々と話すのは、聞かれていないことを答えているか、同じ答えを繰り返しているのです。 アリストテレス自身は、うまく推論するひとは、より通念的(英訳はstandard/スタンダード)で、より多く知られていること〔前提〕から、提出された結論を論証する(同245-6ページ)と言っています。

さて、まとめましょう。

「ユートピア」とは、現実にはないけれども、理想を含んでおり、「未来社会をつくるうえで参考にすべきもの」という意味です。

私たちが抱く「空想」のイメージとだいぶ違うでしょう。

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ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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