パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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キーワードで学ぶ労働組合 ⑪春闘

●闇夜にお手てをつないで

春闘とは、労働者の「春の闘い」ということです。

春闘は1955年、炭労、私鉄総連、合化労連、電産、紙パ労連、全国金属、化学同盟、電機労連という8つの単産が「共闘会議」を結成して、賃上げ闘争に取り組んだところから始まりました。

このたたかいを指導した太田薫さん(総評議長)は、「春闘方式は……全産業別の強力なストライキでなければ大幅賃上げはかちとれないという考え方から編みだされたものである」「『闇夜にお手てをつないでいこう』ということである」と述べています。

「自分の企業がその市場を失うことによってほかの企業からおくれをとりはしないか、その結果、自分たちの賃金も上がらないのではないかと臆病になる。……そこで、みんな一緒にやれば、何もこわくないではないかという形でできるだけ多くの労働者がを立ち上がらせることと、ストライキを産業別にいっせいにやれば、市場を失うこともないのだという考え方を植えつけるつもりで始めたわけである」(『春闘の終焉』中央経済社)。

●職場の要求を基礎に

春闘は1955年から始まりましたが、賃金が上がるようになったのは1960年代の後半からです。1974年には、民間2万8981円(32.9%)という史上最高の賃上げを勝ちとりました。小島健司さんは「春闘20年の歴史のなかで、これほど労働者が国民のなかの多数派であることを身にしみて感じた春闘はなかった」と述べています(『春闘の歴史』青木書店)。

それをつくりだしたのは「68年からはじまった労働運動の『大衆路線』の強調であった」と小島さんはいいます。「職場にくすぶっている不平や苦情をとりあげ」ることなど「職場の労働者の要求にこたえようとする試み」が広がっていったのです。

(2007年執筆 神奈川県職労湘南支部・組合ニュース掲載)

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Comments
No title 
厳密には1954年秋からですよね。春闘もいよいよ還暦です。このまま老いぼれていってしまうのか? それとも年金者組合のパワーのような底力を発揮するのか? 勝負の年だと思いませんか? 
国民春闘の発展を 
> 路傍の石さま。おひさしぶりです。八単産共闘の設立といえば1954年秋ですね。たしかに春闘も還暦。民間大経営にたたかう労働組合が(少数派を除いて)ほぼ存在しないなか、産別でストライキを構えれば賃上げがかちとれるという条件はきわめて小さくなっている、と思います。
>
> 1970年代に「国民春闘」という方向性が打ちだされ、労働者の要求(賃上げ)実現と国民的(地域的)課題を統一してたたかうことが追求されました。
>
> このたたかいの方向を、2010年代にふさわしく発展させること。正規労働者は、ワーキングプアの根絶、最低賃金を引き上げることなどの課題に今以上に本腰をいれなければなりません。
No title 
早速のご返事、ありがとうございます。70年代に国民的諸課題をとりいれて「国民春闘」になったというのが通説になっていますが、春闘創始時期のスローガンにも、増税反対とか再軍備反対などが書いてるのですね。賃上げだけの狭い運動ではなかったように思いますが、どうして70年代から「国民春闘」になったという説明になっているのでしょうか。自分ももう少し勉強してみますが……。
国民春闘 
 総評の調査部長であった小島健司さんの『春闘の歴史』(青木書店)は74年春闘について「物価や税制、社会保障、最低賃金制など政策上の要求が重視され、70年いらい春闘の性格を変化させてきた対政府要求、制度要求を本格化させ、『賃上げ春闘』ではない、『国民春闘』を定着化させた」と述べています。

また、犬丸義一ほか『戦後日本労働運動史』(学習の友社)にもほぼ同様の記述があります。

賃上げ以外の要求を掲げることは春闘の早い段階からあったかもしれませんが、未組織労働者や自営業者の暮らしの問題を重視した点に「国民春闘」路線の特徴があったのだと思います。

しかし、この年の秋から財界が賃上げ押さえ込みにかかり、春闘が「敗北」していくなかで「国民春闘」路線も発展することなく今日に至っています。

 賃上げ闘争をどうつくりなおしていくのか。たたかいつつ考えなければなりませんね。


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プロフィール

ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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