パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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キーワードで学ぶ労働組合 ⑩大衆組織

●要求で団結する組織

労働組合は、大衆的な組織だと言われています。

大衆的とは、おおぜいの人に受け入れられるという意味です。労働組合は誰でも入れる組織。どのような考え方でも、信仰のあるなしにかかわらず、性別も問わず、どのような政党を支持していようとも、あるいはどの政党も支持していなくても、いいのです。試験もありません。

労働者であって、人間らしく生き、働きたいと願うすべての人が労働組合に入れるのです。

この大衆的な組織としての労働組合は何によって力を合わせるのでしょうか。それは要求。一人ひとりの労働者は個性的で多様です。それで団結なんてできるだろうかと思われるかもしれません。しかし、できるのです。

●存在→不平不満→見通し→要求へ

なぜならば、労働者の置かれている状況が共通しているからです。同じような労働条件で働いていると、考え方が多様で個性が豊かな人びとのあいだに共通の思いが生まれます。

長時間残業に苦しめられていれば、「定時で帰りたい」とだれもが思います。安い賃金で働いていれば「もう少し賃金が欲しい」というように…。この思いは必ず「不平不満」になって、労働者の口からでるようになります。

この不平不満が仲間のあいだで共有されるようになると、人間らしく生きるために「もっと休みたい」「早く帰りたい」「賃上げしたい」という積極的な「ねがい」へと高まるのです。さらに、この「ねがい」の実現が正当であり、どうやったら実現することができるのかという「見通し」をともなったとき、それを要求と呼びます。

こういうダイナミックな過程をへた要求によって労働者は団結してきたのです。


(2007年執筆・一部修正 神奈川県職労湘南支部・組合ニュース掲載)
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ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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