パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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⑥賃金 キーワードで学ぶ労働組合

●賃金を受けとることは労働者の権利

よく給料とか給与といいます。料とは「手当て」のことで、給は「たまう」。たまうとは、目上の者が目下の者にお与えになる、という意味です。社長が「よく働いたな」といって、お与えになる手当てということ。給与は「与え給うもの」ということでしょう。どちらにしても、対等平等ではない。

労働基準法では「賃金」という言い方をしています。「賃金とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何(いかん)を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう」(第11条)とあります。

働くものへのねぎらいではなく、賃金の支払いは働かせたものの義務であり、賃金を受けとることは労働者の権利なのです。権利としての賃金。これが第一ポイント


●賃金の本質は生活費

第二ポイントは、労働者が賃金と引き替えに渡しているのは何か、ということ。労基法では「労働の対償」(対償というのは見かえり、対価という意味)という言い方をしています。

しかし、ほんとうは違うのです。「労働の対償」といってしまえば、「あなたはこの程度の働きですから年収100万円です」といわれたらどう反論します? 成果主義もはね返せない。

事実から出発すれば正解は簡単です。

みなさんは賃金を何に使っていますか? 日々の暮らしのためでしょう。賃金は生活費なんですね。

労働というのは人間が働いた結果。労働力とはその結果を生みだす人間の力、いや人間そのものといっていいでしょう。

労働者は働く力を企業などに提供し、その見かえりとして賃金を受けとっている。だから、ちゃんと労働者がその働く力を維持できるように賃金は健康で文化的な生活ができるものでなければならない。

ワーキング・プアは賃金原則違反なのです。

(2007年執筆 神奈川県職労湘南支部・組合ニュース掲載)

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(2.23秘密法廃止集会のオルグにいったとき、全労働省労働組合でいただいた「ダンダリン」ポスター)
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ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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