パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

Category: スポンサー広告   Tags: ---

Response: --  

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Category: 憲法Q&A   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

就職難と不況は憲法があるから?(憲法Q&A 6)

Q6 就職難や不況など日本が悪くなってしまった基本に憲法があるのではないか。憲法を変えたら自分たちの暮らしは良くなるのではないか?


賃下げ01


●就職難はなぜ?

就職難や長引く不況、ほんとうに困ったものです。しかし、その原因は憲法にあるのでしょうか?

まず就職難です。

就職難が深刻になったのは1990年代の前半からです。それまでは、正社員になることはそれほど難しいことではありませんでした。なぜ、90年代になって就職することが難しくなったのでしょうか。バブル景気がはじけたこととも関係がありますが、より直接的には大企業の雇用方針が変わったからです。

1995年、日経連(にっけいれん、いまは日本経団連に統合)が『新時代の「日本的経営」』という方針を出しました。労働者を3つのグループに分け、正社員を絞り込み、非正規雇用を格段に増やすという内容です。そのねらいは「総額人件費の抑制(よくせい)」にありました。

この方針に従って、使い捨ての非正規雇用が増やされていったのです。政府はこの動きを後押しして派遣法を96年に緩和し、人材派遣を利用できる業務を13から26に拡大(その後、あらゆる業務が派遣で可能に)。正規雇用はますます狭き門になりました。

非正規雇用
(95年から非正規雇用がぐんと増えている)


日本国憲法27条2項には「賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める」とあり、労働基準法第1条には、「労働条件は、労働者が人たるに値する生活を営むための必要を充たすべきものでなければならない」とあります。この考えに基づけば良質の雇用が確保されないといけない。就職難は、憲法や労働基準法の精神とまったく反対のものです。

●長引く不況の原因は…

不況も就職難と連動しています。

不況とはかんたんに言ってしまえば、物やサービスが売れないことです。なぜ売れないのか?それは国民の収入が減っているからです。経済を動かす力の6割が家計(個人消費)。

労働者の賃金が下がり、不安定労働者化が進んでいることが最大の問題なのです。それに加えて、社会保障が改悪され、消費税が家計を圧迫しています。これで国民の暮らしがよくなるはずがありません。当然、モノやサービスも売れない。不況が続くわけです。

その一方で、金融資産1億円以上を保有する富裕層は86万世帯(日本全体の1.8%)で、アメリカにつぐ富裕層大国になっています。庶民の暮らしが苦しくなる一方で大金持ちは増えているんですね。

一人ひとりが大切にされ、生命、自由、幸福追求権が最大に尊重される。この憲法13条の考えに基づけば、貧富の格差はできるだけ少なくする方向に政治が動かなければならない。

しかし、実際にはまったく反対です。就職難や長引く不況など、日本がかかえているさまざまな問題は、社会や政治のなかで憲法が生かされていないことによるのです。


Comments

08 2017 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

アクセスカウンター
本を買うなら
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QRコード

Archive

RSS

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。