パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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2013年長崎平和宣言を読む(8)

(4)核兵器のない世界へ 私たち一人ひとりができること

 第四段落は、核兵器のない世界の実現に向けて「私たち一人ひとりにもできること」があるとし、2つのことを提起しています。一つは「戦争体験、被爆体験を語り継ぐこと」であり、もう一つは、自治体の非核宣言を行動に移すことです。

①被爆者の声を聞こう、そして考え、話し合おう

●日本国憲法にこめられた平和の希求
 

冒頭で、「日本国憲法前文には、平和を希求するという日本国民の固い決意がこめられています」といい、前文から「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」が引用されています。

 この句は、日本国憲法の原点です。敗戦後、新しい日本をつくるうえでの固い決意、二度と戦争はしない、戦争はもうごめんだという国民の思いが込められています。前文は、この決意を現実のものにするために、新しい考え方を打ちだしました。

 第一は、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意」という安全保障の考え方。第二は、「平和に生きる権利」、「平和的生存権」です。

第一の点は、「他国に平和を委ねるもので無責任だ」などと批判されていますが、その批判は当たっていないと思います。憲法が信頼を寄せているのは、「諸国家」ではなく、「諸国民」、世界の国の人びとです。彼らもまた第二次世界大戦の惨禍を経験し、戦争はもうごめんだと思っている。平和を愛す彼らの公正と信義(誠実さ)を信頼し、ともに平和をつくっていこうというのが憲法の立場です。

 第二の「平和に生きる権利」は、「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」と前文にあります。憲法は、この「全世界の国民が、ひとしく」「平和に生きる権利」をもっているという。日本国憲法は「一国平和主義」で、日本が平和であれば、他国のことはどうでもいい、なんて悪口を言う人がいるけど、とんでもありません。むしろ、日本国憲法の精神に基づく努力が足りなかったというべきでしょう。

憲法前文は、全体としても平和な世界を実現するための処方箋、新しい時代の「政治的道徳の法則」(laws)を表明しています。
 
①政府の行為によって再び戦争を起こさないという決意。
②「人民の人民による人民のための政治」という民主主義の原則。
③世界の平和を愛する人びとの公正さと誠実さを信じようとする姿勢。
④独裁政治、奴隷状態、自由への抑圧、不寛容をなくし、平和な世界をつくろうという抱負。
⑤世界中のすべての人に、自由で、豊かに、平和に生きる権利があるという「平和的生存権」の思想。

 自民党の改憲草案はこの前文を全面削除し、第9条二項の戦力不保持、交戦権の否認も削って、国防軍の保持を明記しました。「平和を希求するという日本国民の固い決意」はみごとに消し去られています。




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ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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