パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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9条による自衛隊のしばり

毎年発行される「防衛白書」には、必ず「憲法と自衛隊」という項目があります。

自衛隊が憲法によってどのような制約を受けるのかについての「政府見解」を簡潔にまとめています。

●まず「憲法と自衛隊」で総論がのべられています。

 独立国である以上自衛権はあるが、「第二次世界大戦後、再び戦争の惨禍を繰り返すことのないよう決意し、平和国家の建設を目指して努力を重ねてきた。恒久の平和は、日本国民の念願である。この平和主義の理想を掲げる日本国憲法は、第9条に戦争放棄、戦力不保持、交戦権の否認に関する規定を置いている」以上、それに反するわけにはいかない。

●つぎに、どのような制約を受けるかは、(1)保持できる自衛力、(2)自衛権発動の要件、(3)自衛権を行使できる地理的範囲、(4)集団的自衛権、(5)交戦権の5点にわたってである。

(1)自衛力は「自衛のための必要最小限のものでなければならない」。だから、相手国国土の壊滅的な破壊に用いられる兵器をもつことができない。具体的には、大陸間弾道ミサイル(ICBM)、長距離戦略爆撃機、攻撃型空母はダメ。

(2)自衛権を発動(=武力の行使)するためには、つぎの三要件を守らなければならない。
 <1>わが国に対する急迫不正の侵害があること
 <2>この場合にこれを排除するためにほかの適当な手段がないこと
 <3>必要最小限度の実力行使にとどまるべきこと

(3)自衛権を行使できる範囲、すなわち自衛隊がどこまで行けるのかは、一概にはいえない。しかし武装した部隊を他国に派遣する海外派兵はできない。

(4) わが国が直接攻撃されていないにもかかわらず他国に加えられた武力攻撃を実力で阻止することは、憲法第9条のもとで許容される実力の行使の範囲を超えるものであり、許されない。
(5)「相手国兵力の殺傷と破壊を行う場合、外見上は同じ殺傷と破壊であっても」交戦権の行使と自衛権の行使は別だから兵士を殺したり、武器を壊したりできる。しかし、相手国の領土の占領などは、自衛のための必要最小限度を超えるので、認められない。

 これら憲法による縛りが自衛隊を「ふつうの軍隊」にせず、戦争をしないで済んだおおきな要因なのです。自衛隊を国防軍(軍隊)に変えると、ここに書かれている「縛り」から自由になり、アメリカの求めに応じて世界じゅうで戦争するようになります。猛獣が檻(おり)から出てくるのです。


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ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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