パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

Category: 戦争と平和   Tags: ---

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優しく私たち問いかける映画 「ひまわり」

 在日米軍の墜落事故といえば、1977年の横浜緑区(いまは青葉区)にジェット機が墜落し、母親と2人の幼い子どもが亡くなった事件とつい最近(といっても8年前になるが)2004年に沖縄国際大学にヘリコプターが墜落した事故は記憶にあります。 

 しかし、1959年6月30日に、アメリカ占領下の沖縄・石川市(いまは合併して、うるま市)の宮森小学校に米軍ジェット機が墜落した事故は全く知りませんでした。児童11人、近隣住民6人が亡くなり、重軽傷者は210人。私は1963年生まれですから、その4年前の出来事です。
 
 映画「ひまわり」は沖縄国際大学と宮森小学校への墜落事故を重ねて描いています。 長塚京三演ずる、おじい(良太)、と沖縄国際大学生で、孫の琉一。おじいは宮森小学校で事故に遭遇しましたが、事故のことを語りたがりません。

 琉一は、ゼミ仲間とともに自分の大学で起きたこと、宮森小学校で起きたことについて調べていきます。学生たちの要請にこたえて、事故当時の宮森小学校の先生(おじいの担任)や同級生が「伝えねばならぬ」と証言。ゼミ生たちは事故について深く知っていくにつれ「何かをしなければならない」という思いにかられていきます。
彼ら、彼女らが何を思いつき、どうしたのか。そして、おじいは…。
 
 若者に対して不信が語られているなか、若者たちの苦悩と奮闘ぶりが描かれ、おじいの世代もそこへ期待をよせていく過程がていねいに描かれています。
 そこには山田洋次監督の「東京家族」と同じものが流れているなあ、と。

 1977年の横浜での事故も宮森小学校での事故も、パイロットはいち早く脱出して助かりました。「米軍が日本を守ってくれている」というのは幻想にすぎません。

日本のために米軍基地があるのではなく、米軍基地のために日本があるのです。
 米軍基地の集中する沖縄には苦悩もまた、集中しています。基地ある限り、事故、レイプ、殺人、暴力が繰り返される。

 この苦悩から抜け出すために、私たちは何をなすべきなのか、をこの映画は私たちに優しく問いかけています。きっとあなたも泣いてしまうはず。

公式ホームページ
 
広島では5月11日(土)から31日(金)まで横川シネマ(082-231-1001)で上映。
 17日までは、10:30から1回上映。18日からは①10:30②18:30の2回上映です。

 主催は「ひまわり」広島上映実行委員会 
 事務局/広島映画センター 082-293-1119
前売鑑賞券 一般1200円(当日1500円) シニア・学生1000円
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プロフィール

ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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