パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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やっぱり大成功! 日本母親大会8500人

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7月30日、広島県立総合体育館、グリーンアリーナで第57回日本母親大会が開かれました。
57回にして初めての広島開催。原水禁世界大会と日本母親大会の日程が接近しているため、ずっと広島での開催は見送られてきたのです。

 でも、広島の母親たちは、なんとしても日本母親大会の原点であるヒロシマで開催したい、しなければと決断。準備を進めてきました。

オープニングは広島のうたごえ大合唱 「青い空は」「町」「ねがい」。ボクも歌いました(*^_^*)


 3月11日、東日本大震災が起き、福島原発が事故を起こします。当初、「これで東北からの参加は絶望的。その分を広島と中四国で埋めなければ」と悲壮感もただよいました。

しかし、しかしです。宮城から80人、岩手から70人、福島からは100人。全国から8500人も参加。
もちろん、現地広島も奮闘しました。最後の最後まで参加者を増やすためにチラシのポスト投函。
ダブルカウントされた参加者を整理しながら、チケットの実販売数を押さえて、着実に組織化していきました。

大会実行委員会代表委員の高田公子さん(新日本婦人の会・会長)の主催者あいさつ。
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「東日本大震災と原発事故の被災者支援をきっかけに、それまで押しつぶされてきた絆と連帯がしっかり根づいていたことが分かった。この間の草の根のがんばりが、多くの女性たちと響きあい、社会の深部を動かし、新たな歴史をきざもうとしてます」

 聞いていて、うるうるしてきました(^-^)。


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反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さんが「貧困なくし 人間らしく生きられる社会をつくる」と題して記念講演。

湯浅さんは冒頭「人間らしく生きられる社会をつくる」のは誰か、と問い、それはみなさんがた一人ひとり。社会を変えるためには、『つくる』ことと『求める』ことが大切」と言います。

たとえば、障害のある子どもたちの親が「共同作業所」を「つくり」ました。そしてそれだけでは大変なので公的な助成を「求め」てきたのです。

いま「想定外」ということがよく言われるが、想定するかどうかは対応力によります。
そして、いまの日本社会はさまざまな問題に対する対応力が低下し、持続可能性がきわめて弱まっています。

現在労働者の三割が非正規になっています。また未婚率も高く、30代男性で49%。
年収と結婚率の比例関係。未婚女性が望む年収は400万円だがほとんどの人がそこに届いていません。
これを何問題というのか。「結婚問題」というとちょっと違う感じがします。

でも、必要な言葉は生みだされる。「就職しようとする学生たちのことを何といいますか」と問い、誰も答えないのでボクが「しゅうかつ(就活)」と声を上げました。

「女性の集まりで男性が出しゃばってはいけません」と湯浅さんに怒られちゃった(-_-;)

就活というのは、のほほんとして就職できると思うよな。100社エントリーシートを出して、必死に頑張ったものだけが就職できるのだ。就職の活動家になれということ。
婚活もまったく同じだと…。
50代の未婚率を「生涯未婚率」といい、1950年代1%、70年代は2%にすぎなかったが、2005年には15%になっている。2030年には30%になるだろうと予測されている。

「就活」「婚活」ときてもうひとつ「…活」がある。それは「生活」だ。

生きることが困難になり、人びとは生きることの活動家にならざるをえない。

毎年自殺が3万人を超すようになって13年。交通事故は5000人。他殺は600人でしかありません。

朝出かけるときに「車に気をつけて」というのは、リスクに対する正しい評価ではない。車に気をつけての6倍「ちゃんと生きててね」といわなければ(笑)。

子どもの貧困率15.2%であり、超少子高齢化社会。

こういう生きづらい社会を変えるためには、「作り」「求める」ことが大切なのです。

自分(湯浅さん)の兄は障がい者だが、兄には職場がある。仕事は確かに遅い。しかし、働いて自立していることによって大きなプラスがある。

母は、元教員で今はリタイアして社交ダンスにはまっている。もし、兄が仕事がなく、家にいるならば母の生活は違ったものになっていただろう。自分の生活も違っていたかもしれない。

「3できて、7できない人」に対して「7できないのか」と切り捨てることは3を捨ててしまうことになる。

自殺者の家族、同僚、周りの人の心に傷。
生き残った人が自らを責めるようになる。心に傷、なかなか癒えない。
自殺、貧困は、その当人に限らず波及効果がある。

人間らしく生きる社会、一人ひとりが大切にされる社会を。そのためにも、作り、求めること。

というような内容でした。
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(会場ですやすや眠っていました)



クミコさんのうたも素晴らしかったです。佐々木貞子さんことをうたった「INORI」そして、「最後の恋 ソレアード」
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詩人の御庄博美(医師・丸屋博)さんの脚本による構成詩劇「核と世界の子どもたち」(広島県文化団体連絡会議)も涙が出ました。

ヒロシマ・ナガサキ、ハンフォード(米国)・スリーマイル、チェルノブイリ、イラクそしてフクシマ。


核の被害の連鎖、それらをつなぐ「内部被曝」…。

素晴らしい全体会でした。

全体会終了後は、母親パレードの送り出しで、県庁前でぶらざあ栗栖と「いとし子よ」「ねがい」などをうたいました。

そして6時から助言者の会議。
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(前の背中は前宜野湾市長の伊波洋一さん)

それが済むと、神戸女学院の石川康宏センセと飲みに 石川センセとおかしな仲間たちっす。

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(石川先生とH崎さん)

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(ぶらざあ)


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(石川センセと岡山学習協のアイドル愛子)

諸般の事情でいまひとつ乗り切れなかった→石川センセのブログもどうぞ(*^_^*)




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プロフィール

ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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