パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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菅首相の思惑、自民・民主の思惑

菅直人

 菅首相はなぜ辞めないのだろうか。その理由は簡単である。

辞めたくないから(笑)。もちろん、それだけでは答えにならない。
なぜ、そんなに強気なのか。
国民の支持などまったく関係ないし、民主党の支持も眼中にない。

彼がまっすぐ見つめているのはアメリカと財界・大企業である。

不信任投票をうまくすり抜けた彼は、「政策を通してくれたら辞めてもいい」という。

消費税増税、法人税減税、農業を壊滅的に追い込むTPP(環太平洋連携)、など国民いじめの政策を一つでも通せば、アメリカ、大企業・財界から「続投支持」がでるだろう。だから死んだふりでもなんでもして、政策を通すというのが彼の戦術なのだ。元首相に「詐欺師」と言われようがお構いなし。

 自分からは絶対に辞めない。

対する自民党の思惑は、義援金を含む震災復興予算をかつてのように食い物にしたい。だから、「一緒にやろうよ。山分けだよ。一緒になれば三分の二以上だから、何でも法律は通せるよ」

と民主党にラブコールを送る。それが大連立。

 民主党もそれに乗っかりたい。国会運営が楽だもの。

しかし、大義名分がない。

なにしろ、菅首相がやろうとしていることと自民・民主のやろうとしていることは何にも違わない。

 だから、「悪いのはみんな菅。菅がやる以上、一緒にはできない」というふうにするしかないのです。

そのことを一番分かっているのが菅首相だから、ますます強気になる。

これが現時点での「政局」なのです。

震災で苦しんでいる被災者のことなど全く眼中にない。

古語の「あさまし」=驚き・あきれる、ですね。

もちろん、現代語の「あさましい」もぴったりなんだけど…。

日本語の歴史をぜんぶ背負って「あさまし」だわ。


(追記)

アメリカと大企業・財界はどっちにころんでもいい。

菅首相の下で自らの政策が通ればよし、実現できなければ大連立で通せばいい。高見の見物です。

国民の主権者力が問われています。






Comments
No title 
二宮厚美さんが、管は、歴史上もっとも権力にしぶとくしがみついた人物として名を残すって書いていたよ。今月の「前衛」だったと思うけど。
この点でも空き「菅」 
そうかもしれません。首相の椅子を守るためには、味方だってだますんだから(笑)。

小学生の頃から総理大臣になりたかったらしいけど、「総理になって何をする」という肝腎なことは、考えていなかったんだね。
No title 
すみません。当該論文は「前衛」でなく「経済」8月号でした。
『前衛』『経済』 
まあ、そう違わない(笑)。オッケーでーす

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ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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