パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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アベノミクスから抜け出し、庶民のふところを直接あたためる政策を

3月26日、安芸郡府中町浜田1丁目での街頭演説。その2

ご通行中のみなさん

日本共産党府中町政策委員長をやっています、宮の町2丁目に住んでいる二見伸吾と申します。この場をお借りしてお話をさせていただきます。

安倍首相は今から3年前の2012年12月、アベノミクスを掲げ、景気をよくすると息巻いていました。3年が経ったわけですが、みなさんの暮らしはどうでしょうか?良くなったでしょうか。良くなっていませんよね。

自民党の議員さんですら国会で「個人消費等には弱さが見られ、景気の回復状況にも地方によってばらつきが見られます。特に、地方や中小・小規模事業者ではアベノミクスの成果を十分に実感できていません」と安倍首相にただしているくらいです。
 
ご町内のみなさん

アベノミクスのよい効果は私たち庶民にはありませんが、アベノミクスで潤った人たちがいます。それはごく一握りの大金持ちです。

ソフトバンク社長の孫さんは、アベノミクスで株が上がって9806億円、資産が増えました。2番目に増えたのはユニクロ会長の柳井さんで8434億円です。柳井さんの息子の分も合わせると1兆3000億円を超えます。アベノミクス効果で持っている株の時価総額が100億円以上増えた株主は220人もなり、この220人の増えた資産の合計はなんと11兆円。笑いが止まらないでしょう。

アベノミクスの考え方は、大企業や大金持ちの儲けが増えれば、そのおこぼれが私たち庶民や地方に回ってくるというものです。

しかし、実際には回ってこない。私の暮らしはぜんぜん良くならない。この考え方が間違っているのです。安倍政権は景気がよくないのを国際環境や、やれ長雨だった、台風が来たと天候のせいにしているが、アベノミクスが諸悪の根源です。

ご通行中のみなさん

大企業は、儲かってもほとんど賃上げしないから庶民の懐は暖まらない。アベノミクスの3年間で世帯の収入は、年収で624万円から590万円まで34万円も減りました。非正規雇用を正規にすることもしないから、ますます低賃金で働く人が増えていく。非正規で働く人の7割が年収200万円以下です。

ただただ、大企業と大金持ちの富が増えていくだけ。内部留保といって使うあてもなく大企業がため込んでいるお金は実に300兆円にものぼります。
 


日本の富裕層、大金持ちは、2012年には190万人でしたが、1年間で42万人増え232万人です。金持ちはどんどん金持ちになっていき、庶民の暮らしは苦しくなる。これがアベノミクスなんです。

そして、アベノミクスの最大の失敗は消費税を上げたことです。

一昨年(おととし)、消費税を5%から8%に引き上げたことによってますます消費は落ち込んでいます。来年4月から消費税はさらに来年4月から10%へと引き上げられようとしています。しかし、あんまり景気が悪いものだから、政府や与党の自民党・公明党のなかからも延期したらどうかという声があるようです。このまま増税すれば、暮らしも経済も大変なことになるのは火を見るよりも明らかです。延期などではなく増税はきっぱり中止すべきだと日本共産党は主張します。

ご町内のみなさん

今年7月に参議院選挙があります。直前に選挙目当てで「増税延期」に踏み切るのではないかと報道されています。増税を先延ばしすることで選挙を乗り切って、選挙のないときに増税する。こんなやり方を許してはなりません。

いま求められているのは、庶民の暮らしを直接温める政策です。

第一に消費税増税を止める、やめさせる。

第二に、労働者の賃上げを促すために最低賃金の引き上げること。いま広島の最低賃金は769円です。これを1500円に引き上げる。1500円の時給は高いと思われるかも知れませんが、年収にして300万円程度です。生きていくのにこれくらいは必要でしょう。

第三に医療、福祉、社会保障にお金を使う。これまで社会保障のためにといって消費税をつくり、増税してきました。消費税の始まった1989年から2014年まで、その総額282兆円です。この282兆円を何に使ったのか?医療ですか、年金ですか、介護ですか、保育ですか。どれもよくなってないじゃないですか。介護士、保育士 給料が安すぎて辞めてしまう。医者も看護師も足りない、保育所も足りない。「保育園落ちた日本死ね!!!」というブログがテレビなどでも話題になっていますよね。

じゃあ、この282兆円何に使ったのか。実は法人税を減税したのです。消費税が始まった89年から2014年までの総額は255兆円。さきほど言ったように消費税は282兆円です。ほとんどまるまる法人税を安くするのに使っちゃった。その恩恵を被ったのは大企業です。

法人税・消費税

日本経済を動かす力は4つあります。一つは企業、もう一つは政府、三番目が輸出で、四番目が私たちが物を買う個人消費です。このなかで経済を動かす力があるのはどれでしょう。企業?違います。政府?違います。輸出?違います。そう個人消費が日本経済の六割を動かしているんです。庶民の暮らしが良くなれば日本経済ぜんたいも良くなるのです。大企業や大金持ちを優遇しても景気が良くならないことはアベノミクスの失敗ではっきりしました。

賃上げをはじめ、国民の所得を増やすことにこそ、日本経済再生の道があると日本共産党は考えます。
 

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子どもと先生がきちんと話し合える学校を

2016年3月26日、府中町で街頭演説デビュー。府中町でおきた中学生の自殺について語りました。

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ご町内のみなさん

日本共産党府中町政策委員長をやっています、宮の町2丁目に住んでいる二見伸吾と申します。この場をお借りしてお話をさせていただきます。

昨年12月、府中町立緑が丘中学校で、誤った万引き記録で高校の推薦を受けられず3年生が自殺しました。私にも、この春高校に進学する息子がいます。もし、自分の子どもの身に同じようなことがあったらと思うと胸が張り裂けそうです。この生徒さんはなぜ死を選んだのでしょう。どうして防ぐことができなかったんでしょうか?

府中町教育委員会は、第三者委員会を設置し、今月31日に第1回目の会合を開きます。委員には広島大学の先生や臨床心理士、弁護士など5人がなり、今回の問題の背景と原因を究明し、問題解決のために何が必要なのかなどを協議する方針だそうです。ぜひ問題解決の道筋を示してほしいと思います。

ご通行中のみなさん

この事件がなぜ起きたのか、まだ分からない点も多いのですが、さしあたり事件の背景として2つの問題をあげることができます。一つは、高校受験制度の問題。もう一つは先生がとても忙しくなって生徒と十分向き合う時間がないこと。

まず、高校受験制度の問題です。受験のしくみは複雑になり、しかも推薦入試の占める割合が高くなっている。公立高校にも私立高校にも一般入試と推薦入試があり、推薦のなかみもさまざまです。ぜんたいとして推薦入試の比重が高くなっていて、中学校から推薦してもらえるかどうかが、子どもや親にとって大問題。推薦がなければ行きたい学校に行けない。こういう入試のあり方が本当にいいのか、よく検討する必要があります。

もう一つは、学校の先生が忙しくて子どもたちと向き合う時間が少ないという問題です。先生はパソコンに向かってばかり。先生自身が仕事全体の2~3割しか授業のために使えないと嘆いています。もう10年以上前なんですが、ある先生がネットに書いている。学校の仕事は文書作りと雑務だらけだと。

年間指導計画、学級経営案、授業計画、資料やミニテスト、ワークシートなどを用意する。ノートの点検、生活ノートや日記のまるつけや保護者欄への返信、各種テストの作成・採点・記録・成績処理・結果の通知・学年通信でのコメント作成、各種集金にまつわる記録・会計報告・未払い生徒への督促・訪問集金。クラブや部活動の顧問なら、指導計画、遠征のための事前連絡、保護者への各種通知文の作成・印刷、大会運営のための会議、指導者講習会への参加や主催.細かいところで、備品の予算請求、実際の購入手続き、備品の管理、備品台帳の整理、廃棄処分の手続き。などなど。

「膨大な事務作業」の合間を縫って,本来の仕事である「生徒とのふれあい」「授業研究と授業実践」「生徒指導」を不充分と知りながら行うしかない、というんですね。

今年発表された、連合総合生活開発研究所の調査は先生たちの置かれている実態について次のように伝えています。中学校の先生が学校にいる時間は平均でなんと12時間15分で、家に持ち帰っての仕事が1時間6分。合わせて13時間にもなるのです。読書時間は平均でわずか13分です。ゼロの人がほとんどということでしょう。小学校の先生もあまり変わらない。それだけ長く働いているうえに、いま申しましたように雑務に追いまくられているのです。

今回の事件、先生が「こういう記録があるけどどうなの?」と生徒とじっくり話していれば起きなかったんじゃないでしょうか。あるいは、当時のことを知っている先生に事情を聞けば、これもまた自殺することにはならなかったでしょう。

府中町のみなさん

こういう忙しくて生徒に向き合うことのできない状況を変える。先生を増やす。先生一人当たりの持ち仕事を減らす。意味のない研修や文書提出はやめる。こういうことが必要なんじゃないでしょうか。

これは府中町だけの問題ではない。日本全国どこでも起こってもおかしくない問題なのです。

日本共産党は、先生の多忙化の問題をいまこそなくしていくべきだと考えています。

亡くなった生徒は「先生に言っても分かってくれない」と言ったそうです。生徒と先生、そして親がきちんと向き合い話し合うことのできる学校に変えることが必要です。風通しのいい、何でもいえる関係を学校のなかにつくりだすこと。そのための条件整備をするのが政治の仕事、大人たちの仕事です。今回の不幸な事件、痛ましい事件、15歳の未来ある生徒が自らいのちを絶ったこの事件を教訓にして、再びこのようなことが起きないようにしなければなりません。

日本共産党は、二度とこのようなことが起きないよう、全力をあげて取り組む決意です。

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→教員に教育者としての誇りと喜びを
今を生きる子どもたちの成長を支える学校をつくるために
2004年6月17日 日本共産党政策委員会文教委員会


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読むことは面白い 伸びろ、広がれ ふくしま文庫

子どもたちの素敵な居場所、ふくしま文庫が30周年を迎えました。30年間でたくさんの子どもたちが、ここで本を読んだり、借りたりしてきました。そして、これからもその取り組みは続いていくことでしょう。

インターネット、スマートフォンなどによって、私たちは手軽に情報を手に入れることができるようになり、本の役割の一部は、これらのものに移りました。しかし、それはあくまで一部でしかありません。

本を読むことは、心のなかに友人、相談相手をつくることです。くじけそうになったとき、『セロ弾きのゴーシュ』のかっこうが「なぜやめたんですか。ぼくらならどんな意気地ないやつでものどから血が出るまでは叫ぶんですよ」と叱咤し、ネクラーソフの「ほらふき船長」は、「つまり、こんなに面白くない事情があっても、頭を使えば、それはわしらの役に立てることができるというものだ」とアドバイスしてくれます。

利点を挙げればきりがありませんが、とどのつまり本を読むのは、「読むこと」そのものが面白いからです。わたしは小学生の頃、全く本を読みませんでしたが、中学校2年の夏休みに変わりました。

大河ドラマ「花神」を観て明治維新に興味を持ち、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を手にしたのです。わが家で唯一エアコンのある部屋で朝から晩まで寝っ転がり、夢中で読みました。1冊読み終わると次の巻を買いに行き、気づくと厚い文庫本8冊を読み終えていたのです。「自分にも本が読めるんだ」と驚いたことを覚えています。それ以来、本を読むことは人生そして仕事の不可欠な一部となりました。

大学生のとき、人生を変えた本と出会いました。中村政則著『労働者と農民』です。明治から大正にかけて、もの言わぬ民衆がたたかう農民、労働者に変わっていく姿をいきいきと描いた歴史書です。「自分もこういうものが書きたい」。それまで教員志望でしたが、歴史研究者をめざし大学院に行くことにしたのです。

大学院には行きましたが、職業としての研究者には、ならなかったというかなれなかったというか…。それでも、つねに目の前にある課題を研究し、考え、行動してきたつもりです。もちろん、その土台にあるのは読書です。優れた先人の知的遺産を学ばずして、未来をつくることはできません。

ふくしま文庫という空間、そして蔵書は、開かれた知的共有財産です。本たちは、ゲラゲラ笑わせてくれたり、しんみり悲しくさせてくれたり、怒りをかきたててくれたりします。困ったときには相談にも乗ってくれます(本も館長さんも)。ふくしま文庫がさらに発展することを期待したいし、広島のほかの地域や全国に広がることを願っています。









(「ふくしま文庫」第104号、2016.3.15)


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プロフィール

ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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