パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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いろはにこんぺいとう第1期完結

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 学びの草紙憲法篇「いろはにこんぺいとう」が1年ぶりに刊行。ようやく第1期「主権者力を磨く」が完結しました。今日は、ヒロシマ労連はお休みして、郵送(メール便)作業と一部配達しました。

 これで心おきなく、陸前高田に向えます(わずか6日ですが…)

 ボクは47年生きて、一度も便秘になったことはないのですが、便秘解消とはこういう爽快感ではないか、と勝手に想像しております。

 たとえ海の藻屑となったとしても、「やるだけのことはやった」と…。

 昨日のクリニックでの血糖値(ヘモグロビンA1c)も改善し、「よしよし」と自分で自分を褒めました。

 2009年6月に創刊して、第1期1年の予定が完結までまる2年かかってしまいましたが_(_^_)_。

大変申し訳ありません。

 第2期はなんとかちゃんと出したい…です。

25日~30日、陸前高田。30日~7月1日、実家・伊勢原、2日「原発ゼロをめざす7.2緊急行動」東京・明治公園、夕方、岡山へ向かい、3日、岡山県母親大会in津山で講演というスケジュールです。

 さて、どうなることか?


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「てんばつ」から「たいまつ」 こりずに五輪招致

東京都がまた五輪招致に乗りだすのだといいます。秋葉・広島市政が終わり、松井新市長の下で五輪招致は止めることになって、ホッとしたところなのに…。石原都知事はなにを考えているのか。

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(お手上げだね)


20年夏季五輪招致へ=理念に「震災復興」―東京都
時事通信 6月13日(月)17時26分配信

 東京都が2020年夏季五輪招致に乗り出す方針を固めたことが13日、分かった。東日本大震災からの復興を開催の理念に掲げる予定で、17日開会の6月都議会で石原慎太郎知事が正式表明する。
 知事は、20年五輪招致を4期目の公約に掲げている。また、5月下旬の記者会見では「たいまつの火は消さない方がよい」と述べ、招致への意欲を示していた。
 都は招致活動を進めるに当たり、今回の震災発生を受けて「国を元気にする目標が求められている」(都幹部)として、東北地方の被災地との連携も模索する。
 

石原氏が今回の震災を「天罰」だと言い放ったことは記憶に新しい。

石原知事「津波は天罰、我欲を洗い落とす必要」

 東京都の石原慎太郎知事(78)は14日、東日本巨大地震に関連し、「津波をうまく利用して『我欲』を洗い落とす必要がある」「これはやっぱり天罰」などと述べた。

 石原知事は同日午後、都内で「震災に対する日本国民の対応をどう見るか」と報道陣に問われ、「スーパーになだれ込んで強奪するとかそういうバカな現象は、日本人に限って起こらない」などとした。さらに親が亡くなったことを長年隠し年金を不正受給していた高齢者所在不明問題に言及し、「日本人のアイデンティティーは我欲になった。政治もポピュリズムでやっている。津波をうまく利用してだね、我欲を1回洗い落とす必要があるね。積年たまった日本人の心のアカをね。これはやっぱり天罰だと思う」と語り、「被災者の方々はかわいそうですよ」と続けた。

 その後の記者会見で「『天罰』は不謹慎では」と質問が相次いだが、石原知事は「被災した方には非常に耳障りな言葉に聞こえるかもしれませんが、と言葉を添えている」とした。

(2011年3月15日06時18分 読売新聞)


だいたい、震災そのものは自然現象であり、「天罰」などというのはまったく根拠がない。

小田実さんが、関東大震災(1923/9/1)のとき、「天譴」(てんけん、意味は天罰とほぼ同じ)という考えが流行ったと、清水幾太郎氏が述べていると紹介していました(『ここで跳べ』慶應大学出版会、187ページ)

清水氏は次のようにいいます。

「あの頃は、殆んどすべての人が天譴を口にしていた」(「日本人の自然観」『清水幾太郎著作集11』189ページ)

関東大震災のとき、清水氏は16歳。獨協中学の学生でした。先生が「天譴」と黒板に大書し、「人間が自然の賜(たまもの)を浪費したため、贅沢をしたためである」と説明したのだそうです。
石原氏の言と同じ。

清水少年は次のように質問したと言います。

「若(も)し、天譴であるならば、本当に贅沢をした人間が受けるべきではないでしょうか、浪費も贅沢も身に覚えのない人間が、どうして天罰を受けるのでしょうか、同じ東京でも下町だけがひどい目に遭い、山の手が殆んど何の被害も受けなかったのは、どう解釈したらよいのでしょうか」(同191ページ)

2011年に78歳の石原慎太郎氏は、90年も前、16歳の少年に反論・批判されていたのです。

 石原さんは、都民の税金で、ガラパゴス諸島など平均2000万円の海外出張。

「しんぶん赤旗」が2006年にスクープしました。

1回平均2000万円 他県は200~800万円
 ガラパゴス諸島でのクルージングやオートバイレース見物、費用は一回平均二千万円、宿泊費は東京都条例の規定の六・六倍も―。日本共産党都議団が告発した石原慎太郎都知事の豪華海外出張は、内容面では実施する意義がとぼしく、金額面でも他県と比べ、税金の無駄遣いが際立っています。

 就任以来七年半で行った十九回の海外出張のほとんどは、知事の個人的な関心で計画され、うち六回が知事の思い入れの深い台湾でした。海外出張の目的も福祉や教育の充実というものはなく、観光的なものが多数です。

 たとえば二〇〇一年六月のガラパゴス諸島(エクアドル)への出張(総額千四百四十四万円)。三十八万円で小型クルーザーを借り切ったクルージングを楽しみ、二百六万円をかけホテル並みの施設を備えた大型クルーザーで、バルコニー付きの最高級の部屋を借り、四日間の諸島見物に興じました。

 今年五―六月には、五輪招致や観光にかんする調査として、ロンドンと、オートバイの公道レースで有名なマン島へ出張し、総額三千五百七十四万円をかけました。

 ところが、五輪の調査はロンドン五輪組織委員会会長と四十七分間会談し、関連施設をヘリコプターで三十分間視察した程度。マン島ではレースを見物し、その写真を自分のホームページに掲載していますが、東京の島でのレース成功の見通しも調査せず、高額の費用をかけて知事が出向く必要があるのか疑問です。

 石原都知事の海外出張は、費用面でもけた違いです。資料が入手できた十五回分で総額二億四千四百万円、招待による相手側の一部負担があった四回を除くと、一回あたり二千万円使った計算です。

 首都圏の神奈川、埼玉、千葉各県の知事の海外出張は、いずれも一回二百万―八百万円で各県の条例の規定範囲内。これに比べると、石原都知事の突出ぶりは異常です。

 石原知事は、航空運賃はファーストクラス、〇一年のアメリカ出張ではリムジンを六日間借りて百二十七万円も支出。他県では例のない公費による夫人の同行を四回も行っています。通訳も特定の人を日本から随行させるため、一回二百万円前後と高額です。

 〇一年九月のアメリカ出張では、初日のホテル代が規定の六・六倍の二十六万三千円でした。この出張では、増額分は違法だとして返還を求める訴訟が都民から起こされ、東京地裁は今年六月、増額分の一部返還を命じる判決を言い渡しました。ところが、知事は記者会見で、「規定の料金が安過ぎる」と無反省です。

石原都知事海外出張

           2006年11月20日(月)「しんぶん赤旗」
 

我欲を洗い落とさなければならないのは石原さんでしょう。

オリンピック招致に使ったのは、公式に認めているのが149億円

それ以外に「隠れ(隠し?)招致費用が50億円。

これまた「しんぶん赤旗」から。

東京五輪招致 水道料金もマラソン大会も…
“隠れ支出”50億円 本来の経費とは別に
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 オリンピック招致本部の人件費は社会教育など他局の予算も流用し、東京都民のスポーツ権を保障する予算はけちる一方、五輪関連のスポーツイベントに14億円支出―。日本共産党東京都議団の調査で26日明らかになった、2016年五輪東京招致にかかわる50億円もの税金投入は、本来の招致経費150億円と別に行われた異例の大盤振る舞いでした。
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 調査で判明したのは、都が発表した招致経費以外に、都の招致本部の人件費を生みだし、「商店街振興」や公営企業などの予算を流用したり、スポーツイベントの名で五輪招致のキャンペーンを行ったりした実態です。

 石原慎太郎知事は特別秘書らとともにベルリンやコペンハーゲンなど、五輪招致のための海外出張を繰り返しましたが、招致本部の負担分以外にも知事本局が5647万円を支出していたことも明らかになりました。

 水道水の「東京水」の広告をわざわざ行うことで五輪招致のロゴマークを大写しし、水道料金収入を使って五輪招致のPRに協力しています。

 スポーツ振興対策でも「招致機運の醸成」目的のイベントが中心となりました。

 今年3月にレインボーブリッジで行った「レインボーウオーク」で、都が経費の大半、8300万円を負担。このイベントは同月の「スノースタイルin都庁」とともに、石原知事が昨年12月の記者会見で「五輪招致に向けたスポーツムーブメントをいっそう盛り上げる」と、突然開催を発表したものです。

 「東京大マラソン祭り」も「東京オリンピックのプレイベント」と位置づけ、これまでに3回で2億6424万円を支出しています。

 都営バスでラッピング広告を出した場合、年間契約なら1台60万~400万円の広告料収入になります。ところが、消防団員募集など公共的な広告でも有料なのに、五輪招致の広告は無料で行い、約2億7000万円の広告料収入を失いました。

五輪招致20091027

2009年10月27日(火)「しんぶん赤旗」


東京都は2016年招致のときに「五輪整備費」そのものに1兆3000億円以上をつぎ込もうとして、外郭環状道路など3環状道路にも1兆3000億円使う計画をたてていました。建設費1メートル1億円の道路!

そのほかを含めオリンピックを名目にして8~10兆円も使おうというのです。

破綻した新銀行につぎ込んだお金が1400億円。

震災時には「天罰」を口にし、今度は「たいまつを消すな(笑)」と震災を口実に五輪招致を復活させる。

その厚顔無恥ぶりに驚くばかりです。こんなことを許してはいけない。

五輪招致、整備のカネがある(そう、「ある」のだ!)ならそのまま東北へ。


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第52回 にいはま母親大会

今日6月12日は、愛媛県新居浜にいってきました。

第52回 にいはま母親大会で記念講演をしてきました。

タイトルは「ヒロシマの心を世界に 核も戦争もない社会を」

今年の1月22日に母親大会の中四国ブロック交流会があり、そこで講演したのですが、講演終了後ただちにオファーが2件。ひとつは岡山県母親大会(7月3日、津山)で、もう一つが、にいはま母親大会だったのです。

「核も戦争もない…」というのは1月のタイトルだったのですが、東日本大震災前ですから「核」とは核兵器のことだったのです。しかし、震災後は原発も当然含まれるようになり、今日の講演でも半分ぐらい原発問題を話しました。

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(150人が参加。男性もけっこういました)

オープニングは日本最年少「名取り」の少年が三味線を弾きました。さすが名取り、上手い。
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反省会にも参加し、感想も聞きました。午前中の分科会もよかったようです。

講演も幸いにも好評でよかったです。→講演レジュメ(ヒロシマの心を…にいはま母親)

にいはは母親大会実行委員会のみなさん、お世話になりました。

4時35分新居浜発の汽車に乗って、7時前に広島に戻りました。

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(ふんぱつしてプレミアムモルツで一人乾杯)

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6.11 東日本大震災から3か月後 

 昨日、6月11日(土)、東日本大震災からちょうど3か月後のこの日、原発問題の講演会や集会・デモなどが広島でもありました。

しかし、ここだけの話(どこだけや!)、ボクはそのどちらにも参加していません(-_-;)

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(道の駅ゆめらんど布野)

広島自治労連女性部主催、第57回日本母親大会in広島を成功させるバスツアーに参加。

朝8時半、広島駅新幹線口を出発。

朝はけっこう雨が降っていましたが、布野につく頃にはすっかり青空。

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(布野の空)

梅雨が明けたのではと思わせるような好天になりました。

道の駅「ゆめランド布野」でランチバイキング。
 
その後、三次市君田にいき、「農山村を活性化する女性活動」というミニ講演と県北の自治労連の仲間たちと交流しました。

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(講演する市労組みよし書記長の塚本直巳さん)

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(自治労連女性部、県北の方々。ごめんTK田さんぶれちゃった)

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(君田「森の泉」(温泉)にも母親大会のポスターがはってありました)

もちろん、風呂に入りました。いい湯だったなあ。申し訳ない<(_ _)>

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「智」(とも)遠方より来たる

今日、東京学習会議の和田とも(智男)さんが、山口県の湯田温泉(組合のOB会)の帰りにわざわざ途中下車してくれました。3年ぶりかなあ。

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(わだともさん。なんと古希をむかえるという)

1時間半ほど広島駅ナカの喫茶店でおしゃべりしました。
ああ、楽しかった。つぎは東京で飲みましょう。


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陸前高田にいくことになりました

6月25日~30日、「東日本大震災ボランティア」として陸前高田にいくことになりました。

 最初に広島自治労連、S后書記長からお誘いを受けたのですが、29日にヒロシマ労連の評議員会(大会につぐ決定機関)があるからと断ったのです。

 6月6日、ボクの出身単組である広島自治体関連一般労働組合の大会があって、そこでみんなから強く「行くように」言われました。

 行きたいとは思うものの、大事な会議があるし…。悩みました。

 今朝、ヒロシマ労連、K林事務局長に「陸前高田に行かないかという話があるのですが…」というと、少し間がありましたが、あっさり「いいよ、行ってきて」と。

 広島県労連の「チーム51」(平均年齢から命名された)が5月22日~28日、宮城県石巻に「先遣隊」として行ってきました。

 ボクは、ヒロシマ労連の20周年記念レセプション関係で手一杯だったので、そのときは断りました。しかし、「チーム51」の面々が書かれたレポートを読んで、「ボクもいつかはいかないと…」と思っていたのです。

そして、今回の話がありました。

行きと帰りにそれぞれ1日かかるので、正味4日。たいしたことはできませんが、自分の目で見て、耳で聞いて、できることをできるだけやってきたい。

 以下は、写真も含め自治労連のホームページから。

鈴木旅館
(ボクもここへ行きます)

 自治労連は、市街地のほとんどが流出するという甚大な被害を受けた陸前高田市で支援センター開設の準備をすすめ、岩手自治労連と自治労連現地対策本部の協力で4月22日に支援センターを開設。全国の仲間がボランティア活動を開始しました。

 ボランティア活動は、市の災害対策本部や社会福祉協議会ボランティアセンターと協力し、施設の泥出しや瓦礫撤去、被災住民へ支援物資を届けるなどの作業をすすめることとなりました。
広田半島
(4月22日 京都・宇治消防と岩手・奥州市一関市の仲間が広田半島で汚泥かき出しに奮闘)

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『原発はなぜ危険か』

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『原発はなぜ危険か―元設計技師の証言』(岩波新書)

本書は1990年に発行されました。

福島第一原発4号機は、呉で造られていることを本書で知り、ビックリ。

つくったのはバブコック日立・呉第二工場。

ホームページにも次のような説明がありました。

第二工場は第一工場から車で約10分の距離にあり、主に原子力関連製品等の製作をおこなっています。第二工場の原子炉圧力容器の組立ておよび耐圧試験をおこなう設備は、戦時中に戦艦大和の砲塔を製作した設備を利用しており歴史的にも興味深い工場です。
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(バブコック日立第二工場、ホームページから借用)

著者の田中三彦さんは、1968年から77年まで、バブコック日立で原発の設計をしていた技術者です。

4号機圧力容器は、製造過程でゆがみが生じ、田中さんは、そのゆがみを矯正するための計算をてがけたのだといいます。

この計算に基づく、矯正作業は「仏滅」を避けておこなわれた、という非科学性も驚き。

今回の事故で「想定外」という言葉が繰り返されています。その問題点を本書はすでに批判していました。

 要するに、事故をどのように想定するかは、あくまで主観的な「選択の問題」である。別な言い方をすれば、想定事故には、意識的であれ、無意識的であれ、ある種の価値や時代精神が明確に投影されていると考えねばならない。すべての壁が崩壊するような最悪事故が想定されない理由は、おそらくたった一つ、「そのような事故想定は原発の建設を不可能にする」ということだろう。
 言葉を換えれば、安全評価で採用されている重大・仮想事故とは、原子力発電を建設するという目的を不可能にしない範囲で「こんな事故を想定してみました」、ということでしかないと思われる。(75ページ。太字部分は傍点が付されている)

 おそらく、あのチェルノブイリの事故から日本が学ぶべきもっとも重要なことは、事故後ただちに日本の原発推進論者によって強調された「構造の違い」でも「炉の制御性の差」でも、「規律違反」でもなく、もっとも単純なつぎの二つにしぼられるように思う。
 一つは、どこから見ても壊れそうにないあの巨大な原発が、一瞬にして瓦礫の山という事実である。(中略)
 もう一つは、本来人が近寄ることのできない現場の危機的状況(クライシス)がいったいどうして比較的短期間に沈静化されか、である。(中略)一つはヒロイズム。そしてもう一つは--じつに哀しいことだが--現場作業員の放射能や被曝に対する無知である。だが、幸か不幸か、いまの日本では、そのどちらも機能しない。
「廃棄物処理(あるいは核燃料サイクル)」「廃炉技術」そして「クライシス・マネージメント」(大規模事故時の対応)。この3つに対する明確な展望をもたぬまま、日本の原発はスタートした。(同166-7ページ)

チェルノブイリ原発事故以後、原発推進者によって日ごとに強化されつつある「安全神話」は、あまりにも楽観的、非現実的であり、私にはとうてい受け入れることができない。(同70ページ)

 大事故が起こせば、大気ばかりでなく、おそらく海流をとおしても、放射性物質を世界中にばらまくことになる
(同169ページ)



 今日の事態を言い当てています。早く読んでおけばよかった。

次は原発事故はなぜくりかえすのか (岩波新書)を読みます。

 




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「いろはにこんぺいとう」第7号の脱稿

「いろはにこんぺいとう」読者のみなさん

第7号の原稿が仕上がりました。実に一年ぶり(涙)。


岡田しおり画伯にイラストを描いてもらい、印刷・製本。月内には発送します。

お手元に届くまでもうしばらく、もうしばらくお待ち下さい(低く低く頭を下げる)。

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(いらすとはまだない白表紙本)

恒例の「編集後記」を掲載します。

お待たせしました。第1期最終号がやっと完成。第6号を出してから1年が過ぎてしまいました。大変申し訳ありません。
 昨年夏は、この「こんぺいとう」4,5号をもとに『ジョーカー・安保 日米同盟の60年を問う』をかもがわ出版から上梓。そして「憲法フォークジャンボリーinヒロシマ」を8月7日に実施。秋から冬にかけてはうつ病が悪化して、全く手がつきませんでした。
 「まだ出ないのか」という問い合わせ、おしかりの電話もいただき、「期待しているから」という励ましも。恐縮しております。
    ※  ※  ※
 さて、第1期最終号、タイトルは「戦争のない地球へ」としましたが、内容的には第6号の「戦争と反戦・非戦の20世紀」のつづきです。世界と日本の現代史がいかに日本国憲法の精神とともにあるのかを追究しました。
 歴史が発行が送れたことを最大限生かし(?)、三分の二以上、書き下ろしです。
 3月11日に起きた東日本大震災。「復旧・復興は日本国憲法に基づいて」などという主張は政府はもとよりマスコミでもまったくされていません。
 政府は、「社会保障構造改革」によってよりいっそうの「自助」「共助」を国民に求めるばかりです。
    ※  ※  ※
 菅首相の辞任をめぐるドタバタ劇。不信任案を否決。本人は「辞めない」といいい、元首相は「うそつき」と(笑)。幹部とおぼしき人たちは「月内」とか「8月」とか…。本日(6月5日)は、岡田幹事長が、ポスト菅は「大連立で」 。消費税増税と社会保障改悪のための「大連立」です。「主権者力」を磨かねばなりません。              (2011/6/5)


もくじは

第7章 戦争のない地球へ 戦争違法化の時代2

 第1節 戦争はなくせる 戦争の文化から平和の文化へ
 第2節 世界に広がる9条
 第3節 「東日本大震災」と構造改革
 第4節 日本国憲法どおりの日本へ 新しい福祉国家の構想と展望

総ページ数 48ページ 定価500円

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大阪府 君が代強制条例

6月3日、大阪府議会で「君が代」起立強制条例が可決しました。


地域政党・大阪維新の会(代表・橋下徹大阪府知事)が提案した全国初の「君が代起立条例」が、3日夜の府議会で可決、成立した。過半数を握る維新などの賛成多数で可決した。


 公明、自民、民主、共産各会派は反対した。市町村立を含む府内公立学校の教職員に対し、国歌斉唱時の起立を義務づける内容。府施設での国旗の常時掲揚も義務づけた。罰則規定は盛り込まれていない。

 採決では、維新(議長を除き56人)のほか、みんなの党(1人)と無所属クラブ(2人)が賛成。反対は公明、自民、民主、共産など計48人で、「府教委が起立斉唱を指導しており、条例化は不要」などとした。自民の1人は退席した。

 条例は「学校での服務規律の厳格化」などを目的に掲げ、府内の公立小中高校などの学校行事で君が代を斉唱する際、「教職員は起立により行う」とした。府教委が任免・処分権を持たない大阪、堺両政令市の教職員も対象にしている。今月中に施行される見通し。

           (2011年6月3日19時40分 読売新聞)

 大阪府の橋下徹知事が率いる「大阪維新の会」が提出していた「君が代」起立強制条例が3日夜、まともな審議もなしに府議会本会議で「維新」などの賛成で可決しました。日本共産党、自民党、公明党、民主党は反対しました。文部科学省は義務づけ条例について「聞いたことがない」としており、前例のない暴挙です。

 強制条例は、第1条で「国歌の斉唱について定めることにより、府民、とりわけ次代を担う子どもが伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛する意識の高揚に資する」「服務規律の厳格化を図る」と目的をうたっています。

 「君が代」斉唱時に教職員に起立を強制する条例は、憲法の「思想・良心の自由」を侵すもの。橋下知事はさらに9月府議会で起立しない教職員を懲戒解雇にする条例案の提出を狙っています。

 教職員でつくる大阪教職員組合(全教加盟)は、「数の暴挙による強行可決を糾弾する」との小林優書記長の談話を発表し、条例の廃止と「免職を含む懲戒処分」条例案を阻止するたたかいを断固すすめると表明しています。

 大阪労連の川辺和宏議長は「権力を掌握したら何でもできるというのは、戦前のヒトラーにも通じるファシズムのやり方にそっくりです。橋下知事の蛮行を多くの府民に知らせ、ストップさせる」と話しています。

 同日昼には、大阪労連など憲法、労働、教育7団体が暴挙に怒りを込めて抗議し、府庁前で宣伝しました。

 「憲法を守れない知事はやめてもらいます」と書いた横断幕を掲げ、通路を埋めた80人余が「『君が代』起立強制反対」と力強く唱和しました。

   (「しんぶん赤旗」6月4日付、日本共産党ホームページより)



いまから30年以上前、1979年冬の、ある「事件」を思いだしました。

ボクは中学校3年生で、その前年まで歌っていなかった「君が代」が歌われるらしいという情報が入ってきました。

直感的におかしいと思い、姉から岩波古語辞典を借りて、一語一語意味を確かめたのです。

今でも覚えています。

君が代=天皇の世

千代に八千代に=先年も八千年も

さざれいし(細石)=小石

いわほ(お)=岩、巌

つなげれば、「天皇の時代が小さな石が岩になって(ならないけど)苔が生えるぐらいまで未来永劫続きますように」

なんじゃこりゃ。まったく民主主義の世の中にふさわしくない、と思い、ビラ(のようなもの)をつくり、たった一人で学校の門前で配ったのです。
「当然の意思表示」だと思いました。

そのときのビラは取っておいたのですが、いつの間にかなくなってしまいました。

でも中身は覚えています。
修身の教科書を引用して、数行、「君が代は天皇の時代が長く続くようにとうたったもの。今は民主主義の世の中でふさわしくありません。歌うのを止めましょう」というようなことを書きました。
確か、みだしは「君が代 反対」というストレート。

 そのとき、引用した修身の教科書は…とネットで「君が代 国定教科書 戦前」と入れて検索したら、出てきました。以下がそれ。



君が代は
  ちよにやちよに
    さざれ石の
いわほとなりて
  こけのむすまで

この歌は、
「天皇陛下のお治めになる御代は、千年も万年もつづいて、おさかえになりますように。」といふ意味で、国民が、心からおいはい申し上げる歌であります。
「君が代」の歌は、昔から、私たちの先祖が、皇室のみさかえをおいのりして、歌ひつづけて来たもので、世々の国民のまごころのとけこんだ歌であります。
 祝日や、おめでたい儀式には、私たちは、この歌を声高く歌ひます。しせいをきちんと正しくして、おごそかに歌ふと、身も心も、ひきしまるやうな気持になります。戦地で、兵隊さんたちが、はるか日本に向かって、声をそろへて、「君が代」を歌ふ時には、思はず、涙が日にやけたほほをぬらすといふことです。(『初等科修身 二』国民学校四年用国定終身教科書)



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 それから、連日、職員室に授業中呼ばれて、担任や学年主任に「ビラ配りはやめさい」と「指導」されたのです。

 驚きました。ボクは正々堂々、この歌がいかなる意味で、いかにおかしいか、反論しました(昔から理屈ぽかった)。

学年主任は「このような歌はそのうち、歌われなくなる」とか言って、「とにかく止めてくれ」(笑)。

 いま、年表を見たら、この年の5月「福岡県の高校教師、卒業式でジャズ調の「君が代」を演奏し、免職となる」と出ていました。ああ、あったなあ。
そして、6月6日に、元号が法制化されます。元号、君が代、日の丸はワンセットなんですね。
 前年の1978年11月、「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」を決定。有事(戦争)に備え、米軍と自衛隊の共同行動を定めました。 

 この「君が代」事件が、「日本の民主主義ってけっこう危ない」ということを気づかせてくれたのです。

 その一方で、中学校の生徒会役員をして「組織は変わる」という確信とその面白さにとりつかれました。

 生徒会と「君が代・反対」がボクの原点。


そして、それから20年後の1999年8月9日、日の丸・君が代を国旗・国歌とする法律が成立。

この年の5月24日、新ガイドライン関連法が成立しています。

戦争への動きと「君が代」は連動しているのです。

「君が代」を強制することは、思想・信条の自由を侵すものであり、自由に物を言うことを妨げ、戦争へと結びついています。

 







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えっ?足りてたの?Tシャツ

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6月3日にやる「とうかさん 原発是か非かシール投票」(ヒロシマ労連主催)のチラシづくりをしていたら、こんなTシャツをみつけました。
 水力と火力発電の電力供給だけで、夏のピーク時の電力需要を上回っていることを示したグラフをデザインした脱原発Tシャツ。


 けっこう売れているようです。→Tシャツ作成者のページへ

20枚以上でしか予約できないので、共同購入したいと思います。

1枚1500円で仕入れて、1500円で売ります。ですから、ご近所(直接渡せる方、ヒロシマ労連(中区大手町)まで取りに来て下さる方で、「欲しい!」「買いたい!」「買ってやろうじゃないか」という人は、「非公開」(「管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れる)で、お名前、連絡先、色、サイズをご記入の上、コメントを下さい(「非公開」にすれば、ボクしか読めません)。

第4回予約分のTシャツの色は

ピーコックグリーン
ターコイズ
ラベンダー、
レッド
ゴールドイエロー
シルバーグレイ

の6色  

サイズ:100からXXLまで


6月5日(日)24時が制作者第4回受付締切です。5日、日曜日の夜9時までに20枚以上注文があれば申し込みます。

 もし、20枚以上にならなければ第5回予約受付で注文します。第5回予約販売は6月13日(月)~6月19日(日)を予定だそうです。

以下は、Tシャツ作成者のページからのコピペです。

伝える脱原発Tシャツ
○コンセプト

「発電所は余ってる」
ってことがわかりやすく伝えられるように、Tシャツを作りました。
出歩く時にはコレを着て、会う人会う人に「ホントは余ってんだよ」
と言って歩き、納得した人には「じゃぁキミもね」と一着手渡す。
着るメディア、デモにもデートにも。
街へ増殖していけ、私たちの意思表明。

○デザイン
須永豪・サバイバルデザイン

須永豪、須永志保

生地 綿100%

5.6オンス ヘビーウェイト

プリント 白 アメリカンラバー


【予約販売】
第4回予約販売 5月30日(月)~6月5日(日)24時までの受付
6.11直前のため今回は10セット(20枚)以上まとめてのご予約に限ります
(イベント会場等で販売していただいても構いません。価格は1枚1500円に統一)

今回の色:ピーコックグリーン、ターコイズ、ラベンダー、
     レッド、ゴールドイエロー、シルバーグレイ、
     (これ以外の色を申込メールにお書きになった場合、受理ができません)

サイズ:100からXXLまで



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プロフィール

ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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