パンとともにバラを

----人間らしく生きるために必要なのは、「パン」に象徴される物質的な豊かさと「バラ」に象徴されるゆとりと文化。------  この生きづらい社会を少しでもよくするためにみんなで考えたい。

 

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キーワードで学ぶ労働組合 ⑬憲法とともに

●団結権と参政権

人間らしく生き、働くために心強い味方が日本国憲法です。

27条は人間らしく働く権利。28条はそれを手に入れるために団結したたかう権利。私たちは団結権を使い、労働組合運動によって人間らしい労働条件を手に入れることができるのです。

そればかりではありません。25条、健康で文化的な生活をする権利。「生きる」ことは自己責任ではなく、国の責任だということ。

この25条を実現するてだては、15条にあります。「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である」。参政権、政治に参加する権利です。20歳以上の国民ならだれでも持っている一票。金持ちもビンボー人も平等に一票ずつあります。

この一票をムダにしないことが大切。税金を福祉や医療など、人びとの暮らしにもっと使う政治に変えるために必要なのは、国民が主権者としての一票を使うことなのです。

●暮らしと政治はつながっている

労働組合は特定の政党を支持することはしません。そう、大衆的な組織だからですね(⑩参照)。でも、政治と暮らしはつながっています。ですから「政治がいまどうなっているのか」について労働組合として情報を提供し、みんなでよく論議すること。そして一人ひとりがよく考えて大切な一票を使うことです。

※特定政党支持を義務づけている組合もありますが、労働組合のあり方から考えて誤りです。

現代の労働者は、団結権と参政権という二つの力をもっているのです。

この二つを「宝の持ち腐れ」にしないことが重要。自由と権利は「不断の努力」によって守りなさいと憲法12条で言っています。あきらめるな、ということ。

憲法は立ちあがる人たちのためにあるのです。

(2007年執筆 神奈川県職労湘南支部・組合ニュース掲載)

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(全国生活と健康を守る会連合会」発行のポケット版憲法手帳)
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キーワードで学ぶ労働組合 ⑪春闘

●闇夜にお手てをつないで

春闘とは、労働者の「春の闘い」ということです。

春闘は1955年、炭労、私鉄総連、合化労連、電産、紙パ労連、全国金属、化学同盟、電機労連という8つの単産が「共闘会議」を結成して、賃上げ闘争に取り組んだところから始まりました。

このたたかいを指導した太田薫さん(総評議長)は、「春闘方式は……全産業別の強力なストライキでなければ大幅賃上げはかちとれないという考え方から編みだされたものである」「『闇夜にお手てをつないでいこう』ということである」と述べています。

「自分の企業がその市場を失うことによってほかの企業からおくれをとりはしないか、その結果、自分たちの賃金も上がらないのではないかと臆病になる。……そこで、みんな一緒にやれば、何もこわくないではないかという形でできるだけ多くの労働者がを立ち上がらせることと、ストライキを産業別にいっせいにやれば、市場を失うこともないのだという考え方を植えつけるつもりで始めたわけである」(『春闘の終焉』中央経済社)。

●職場の要求を基礎に

春闘は1955年から始まりましたが、賃金が上がるようになったのは1960年代の後半からです。1974年には、民間2万8981円(32.9%)という史上最高の賃上げを勝ちとりました。小島健司さんは「春闘20年の歴史のなかで、これほど労働者が国民のなかの多数派であることを身にしみて感じた春闘はなかった」と述べています(『春闘の歴史』青木書店)。

それをつくりだしたのは「68年からはじまった労働運動の『大衆路線』の強調であった」と小島さんはいいます。「職場にくすぶっている不平や苦情をとりあげ」ることなど「職場の労働者の要求にこたえようとする試み」が広がっていったのです。

(2007年執筆 神奈川県職労湘南支部・組合ニュース掲載)

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キーワードで学ぶ労働組合 ⑩大衆組織

●要求で団結する組織

労働組合は、大衆的な組織だと言われています。

大衆的とは、おおぜいの人に受け入れられるという意味です。労働組合は誰でも入れる組織。どのような考え方でも、信仰のあるなしにかかわらず、性別も問わず、どのような政党を支持していようとも、あるいはどの政党も支持していなくても、いいのです。試験もありません。

労働者であって、人間らしく生き、働きたいと願うすべての人が労働組合に入れるのです。

この大衆的な組織としての労働組合は何によって力を合わせるのでしょうか。それは要求。一人ひとりの労働者は個性的で多様です。それで団結なんてできるだろうかと思われるかもしれません。しかし、できるのです。

●存在→不平不満→見通し→要求へ

なぜならば、労働者の置かれている状況が共通しているからです。同じような労働条件で働いていると、考え方が多様で個性が豊かな人びとのあいだに共通の思いが生まれます。

長時間残業に苦しめられていれば、「定時で帰りたい」とだれもが思います。安い賃金で働いていれば「もう少し賃金が欲しい」というように…。この思いは必ず「不平不満」になって、労働者の口からでるようになります。

この不平不満が仲間のあいだで共有されるようになると、人間らしく生きるために「もっと休みたい」「早く帰りたい」「賃上げしたい」という積極的な「ねがい」へと高まるのです。さらに、この「ねがい」の実現が正当であり、どうやったら実現することができるのかという「見通し」をともなったとき、それを要求と呼びます。

こういうダイナミックな過程をへた要求によって労働者は団結してきたのです。


(2007年執筆・一部修正 神奈川県職労湘南支部・組合ニュース掲載)
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キーワードで学ぶ労働組合 ⑨自治体労働者

●賃金を受け取るすべての人が労働者

自治体で働く公務員を自治体労働者と呼びます。

企業に雇われている人たちだけが労働者なのではありません。自分の働くことのできる力(これを「労働力」といいます)を売って、賃金を受け取って生活するすべての人が労働者なのです。こんにち、労働者は約4600万人で、労働力人口の8割近くを占めており、社会の多数派。みんなで力をあわせれば世の中をよりよくすることができます。

●自治体労働運動の2つの任務

自治体労働者の労働運動には2つの任務があります。それはみずからの生活と権利を守るために頑張ることと、「住民全体の奉仕者」として地方自治体の行財政の民主化をすすめることです。

自治労連は、自分たちのよりよい生活とともに「いい仕事」、住民自治の立場に立った民主的な行政をめざして運動してきました。これが、日本のたたかう労働組合運動の積極的伝統であり、宝なのです。

残念ながら、労働組合運動は、自分たちさえよければいいというエゴイスティックな運動だと思われています。

労働組合の不正事件が起きると大きく報道される一方、まじめに取り組む労働組合の姿はほとんど報じられないからです。

自分たちの幸せとみんなの幸せをともに追求する労働運動。

この真の姿が国民に広く深く理解されれば公務員攻撃は必ずはね返せます。

(2007年執筆・一部修正 神奈川県職労湘南支部・組合ニュース掲載)

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(小さないのちを守り育てるのも自治体労働運動の大切な課題です)

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⑥賃金 キーワードで学ぶ労働組合

●賃金を受けとることは労働者の権利

よく給料とか給与といいます。料とは「手当て」のことで、給は「たまう」。たまうとは、目上の者が目下の者にお与えになる、という意味です。社長が「よく働いたな」といって、お与えになる手当てということ。給与は「与え給うもの」ということでしょう。どちらにしても、対等平等ではない。

労働基準法では「賃金」という言い方をしています。「賃金とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何(いかん)を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう」(第11条)とあります。

働くものへのねぎらいではなく、賃金の支払いは働かせたものの義務であり、賃金を受けとることは労働者の権利なのです。権利としての賃金。これが第一ポイント


●賃金の本質は生活費

第二ポイントは、労働者が賃金と引き替えに渡しているのは何か、ということ。労基法では「労働の対償」(対償というのは見かえり、対価という意味)という言い方をしています。

しかし、ほんとうは違うのです。「労働の対償」といってしまえば、「あなたはこの程度の働きですから年収100万円です」といわれたらどう反論します? 成果主義もはね返せない。

事実から出発すれば正解は簡単です。

みなさんは賃金を何に使っていますか? 日々の暮らしのためでしょう。賃金は生活費なんですね。

労働というのは人間が働いた結果。労働力とはその結果を生みだす人間の力、いや人間そのものといっていいでしょう。

労働者は働く力を企業などに提供し、その見かえりとして賃金を受けとっている。だから、ちゃんと労働者がその働く力を維持できるように賃金は健康で文化的な生活ができるものでなければならない。

ワーキング・プアは賃金原則違反なのです。

(2007年執筆 神奈川県職労湘南支部・組合ニュース掲載)

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(2.23秘密法廃止集会のオルグにいったとき、全労働省労働組合でいただいた「ダンダリン」ポスター)
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プロフィール

ふたみ伸吾

Author:ふたみ伸吾
二見伸吾
府中町議会議員(日本共産党)
広島県労働者学習協議会 講師
広島県九条の会ネットワーク 事務局員

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